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2017年4月14日金曜日

北の脅威について過去から学ぶべきこと

 4月14日現在の緊迫した米朝関係について
 まず、北朝鮮による日本人拉致事件を起こされた我が日本国としては、北朝鮮が戦場となったときに戦場にいらっしゃるであろう拉致被害者の動向を指をくわえて見ているわけにはいかない。現状で自衛隊員自ら拉致被害者奪還に向けて動くというのは法的・物理的に展望が見えないし、かといって米軍兵士に拉致被害者を救い出してほしいと願うのも拉致被害国として違和感を覚える。無論、政府は何も考えていないわけではないだろうし、拉致被害者には帰国の途についてもらいたい。

 北朝鮮の化学兵器保有について
北朝鮮 VXなど神経剤6種保有=韓国シンクタンク分析
朝鮮日報の記事で韓国国防研究員の情報によると最大5000トンの化学兵器を保有している可能性があるそうだ。13日午後の菅官房長官記者会見では、化学兵器をミサイル弾頭に積む可能性も示唆している。会見中には対応策は示されなかったし、実際日本に化学兵器を搭載したミサイルが飛んできたところである程度の対応しかできないだろう。
 我が日本国はサリンによるテロ事件、オウム真理教による地下鉄サリン事件を経験した国である。色はまったく異なるものの、仮に北朝鮮のミサイルによって日本にサリンなどが撒かれた際には、地下鉄サリン事件で学んだ治療方法などが活かされるのではないだろうか?着実に迫っている現実的脅威に、最悪の状況を想定して国家を挙げて対応しなくてはいけない時期だと思う。たとえばマニュアル配布とか、地方自治体へ自体の想定を促すとか。そもそも、北朝鮮が化学兵器を製造していることは前々からわかっていたし、大陸間ミサイルの開発を同時に進めていたんだから、もっと前々から対応策が話し合われるべきだと思うが。

 北朝鮮の核兵器保有について
前項同様、核についても支那中国及び北朝鮮からの核の脅威にさらされている。広島と長崎に米国によって核兵器による甚大な被害を受けた日本は、戦後から核の悲劇をくりかえさないと誓ったはずなのに、やはり何十年も前から日本への脅威として危険視されているはずの北朝鮮の核ミサイル開発について、国会で活発に対応策が議論されたかは疑問に思える。防衛省では大陸間弾道ミサイルの我が日本国への被害を最小限に進めるべく対応が練られているが、完全ではない。 北朝鮮への不正輸出事件(wiki) むしろ、先の不正輸出事件などから、北朝鮮の核開発を助長しうる動きもあり、政府としての北朝鮮への対応に水を差す行為がみられるのは、真に許しがたい。

 緊急事態への対処をするために立ち上げられた国家安全保障局には、様々な反対論もが国民から投げ掛けられた。反対論は国会議員からも。が、肝心の国会が国会議員の椅子取りゲームで盛り上がっているようでは埒が明かないし、建設的な議論は望めない。国際情勢は悪化の一途をたどり、ただでさせ北朝鮮等による日本に対する脅威への対応が遅れているというのに。人に任せたくないなら自分ができることを示せ。
 私は、一国民として現状を黙って見過ごすわけには行かない。稚拙な法案反対運動、対与党政治活動、政党の誇張、共産主義や社会主義を正当化する議員活動、こういう事を世間に曝し、公益の為に職務を全うしない議員を国会から追放してもらうためにも、そして浅いながら国家主権と平和を保つべく動かれる方について多くの方にご認識いただくべく、今後も行動を展開してまいります。

愛国啓蒙会
奥田 洋平

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